研究会 『超広域サーベイによる巨大ブラックホール進化の研究: 観測と理論の連携』 Final Circular いよいよ研究会を来週後半に控え、final circular をお送り いたします。特に講演者の皆様には、いくつかのお願い事が ありますのでどうぞ本サーキュラーをご熟読いただき、 講演準備の方よろしくお願いいたします。 (1) 研究会プログラム 研究会の最終プログラムを本メールの末尾に添付いたします。   30分講演: 20 分発表 + 10分質疑   20分講演: 15分発表 + 5分質疑 です。なお、今回の研究会は単に研究成果の情報交換 のみならず、タイトルにもありますように超広域サーベイ による巨大ブラックホール進化の研究を念頭においたもの ですので、皆様の発表も可能な限り、数年後に行われる予定の 超広域サーベイを意識したものとしていただければと考えて おります。 そう言われてもなかなか難しいと思われますので、事前参考 資料をご用意いたしました。   資料1: HSCによるSWANS観測提案書 (昨年10月作成)   資料2: HSCで検討が進められているサーベイのパラメータ   資料3: SWANS理論チームの現在の検討状況 これらをご覧いただき、可能な範囲で皆様の講演に反映させて いただければありがたいです。よろしくお願いします。 また、ポスター発表の方も、初日に   5分発表 + 短い質疑応答 の時間を用意しておりますので、ポスターに加えshort talkの 準備もよろしくお願いいたします。 なおポスターサイズは特に指定いたしません。ポスターボード ではなく、会場の壁面に直接張り出す形式となります。 本研究会では、研究会終了後にweb集録の作成を予定して おります。口頭講演・ポスター講演を問わず、発表者の皆様は 発表終了後に発表ファイルをLOCまでお渡し下さい。 係の者がUSBメモリを持って発表者の皆様のところを 回らせていただきますので、ご協力よろしくお願いします。 (2) 会場関係 本研究会は、   日時: 2009年10月15日(木)〜17日(土)   場所: 愛媛県松山市 にぎたつ会館        http://www.islands.ne.jp/nigitatsu/ で行われます。添付いたしましたプログラムにある通り、   開始: 15日13:25   終了: 17日12:00 を予定しております。会場までのアクセスについては google map等を見ていただくのが早いかと思いますが、 最寄駅である道後温泉駅(松山市内路面電車)からは 徒歩10分弱です。 道に迷ったなど、なにかございましたら   会場: 089-941-3939 までご連絡下さい。 本研究会は滞在型研究会ではありません。参加者皆様の 宿泊部屋はこちらでは確保しておりませんので、もし まだホテルなどを押さえていない方がおられましたら 道後温泉エリアや松山市内にてホテルを各自で確保して いただきますようよろしくお願いいたします。 なお、研究会中の茶菓費用のため、参加者の皆様には   ひとりあたり300円程度 を目安としたカンパにご協力いただければありがたいと 考えております。受付にてカンパの呼びかけをさせて いただきますので、どうぞご協力をお願いいたします。 それから、朝食・昼食・夕食などは、(懇親会以外は) 研究会側では用意いたしませんので、参加者各自にて よろしくお願いいたします。 (3) 懇親会 懇親会は研究会2日目(10/16金)に、『伊予瀬戸内海の幸 鯛や』 にて行います。費用は   ポスドク・スタッフ 6000円   大学院生 3500円 を予定しております(若干変更になるかもしれません)。 地図などの情報は受付にて配布させていただきます。 以上、ご不明な点やご質問がございましたら LOC長尾までご連絡下さい。   メール:tohru _at_ cosmos.ehime-u.ac.jp   オフィス電話: 089-927-9602 以上、よろしくお願いいたします。 --------------------------------------------------------------------------------- ■プログラム ○15日(1日目) 13:25-13:30 はじめに(研究会主旨):和田 13:30-14:50 HSC関連  [座長 今西] * HSC製作状況の報告:諸隈 (20) * HSCサーベイ検討状況の報告:浜名(30) * SWANS概要:長尾(30):代読‐谷口 14:50-15:20 [座長:柏川] -ポスター5分紹介[5 件* (5分+質疑1分)] P1. 池田:COSMOS天域におけるクェーサー探査 P2. 大井:近傍ULIRGにおける超巨大ブラックホール質量 P3. 木坂:SMBHとホスト銀河の関係の進化の質量依存性 P4. 松岡:活動銀河中心核の金属量から探る銀河と巨大ブラック ホールの共進化 P5. 松井:円盤銀河の衝突合体における銀河中心領域へのガス供給 15:20-16:00 -休憩 16:00-18:30 QSO(AGN)survey: [座長:寺島] * HSCサーベイと近赤外サーベイの組み合わせによる高赤方偏移 の明るいクエーサーの探査:今西(30) * 高赤方偏移クェーサー探査:柏川(30) * 高感度CCDを用いた赤方偏移z〜7 クェーサー探査:石崎(20) * 可視変光によるAGN探査: 諸隈 (20) * クエーサーの近赤外線波長での色:高妻 (20) -議論(30) ○16日(2日目) 巨大ブラックホール形成・進化(観測) [座長:長尾] 9:00-12:00 * 可視超広域サーベイとX線観測との連携:寺島 (30) * AzTEC/ASTEサブミリ波広域探査でさぐるサブミリ波銀河とproto-QSO:田村(30) * JVOを利用した赤方偏移 3.0 までのAGNと銀河のクラスタリング解析:白崎(20) * 「あかり」中間赤外線全天サーベイによる活動銀河核探査:大藪(20) * 1型AGNの紫外可視変光に伴うスペクトル形状変化: 坂田(20) * 可視多色データによる AGN 選択方法の検討:秋山(30) -議論(30) 昼+poster viewing(12:00-13:30) 13:30-15:20 巨大ブラックホール形成・進化(理論) [座長:川勝] * 輻射磁気流体シミュレーションによる ブラックホールへのガス降着流・ガス噴出流の研究:大須賀 (30) * AGN近傍の星間ガス構造とフィードバック:和田 (30) * Early Black Hole Formation by Accretion of Gas and Dark Matter:梅田(20) - 議論(30) 15:20-15:50: 休憩 15:50-17:30   [座長:長島] * 高赤方偏移クェーサーから探る超巨大ブラックホールの成長過程:川勝 (30) * 母銀河からのガス供給のもとでの銀河中心ガス円盤の進化:行方(20) * Hidden AGNs in Type II LAEs: 清水(20) - 議論(30) 懇親会 18:30- ○17日(3日目) 10:00-11:40  [座長:和田] * 銀河形成モデルから巨大ブラックホールへのアプローチ:長島 (30) * Shock-induced Starburst and Star Cluster Formation in Colliding Galaxies: 斎藤 (20) * Fermiガンマ線衛星で探る高赤方偏移ガンマ線ブレーザー天体:宇宙再電離、 高赤方偏移UV背景放射の解明 に向けて: 井上(20) -議論(30) 11:40-12:00 まとめ(長尾)