(このメールは転送自由です) 銀河形成に興味をお持ちの皆様 12/4(月)-8(金)長崎大学におきまして、下記の要領で研究会を開催いたします のでよろしくお願い致します。 長島雅裕(長崎大学) ===================================================================== 滞在型研究会「準解析的手法による銀河形成研究の展望」のお知らせ 日時:12月4日(月)-12月8日(金) 場所:長崎大学教育学部 ここ数年、我々が開発してきた準解析的銀河形成「三鷹モデル」「νGCモデ ル」を改造しながら使ってくださる方が増えてきています。適用対象も、狭い 意味での銀河形成にとどまらず、多様化しています。多面的に銀河を捉え、多 様な観測データを有機的に結合し、統一的に銀河形成を理解する、ということ は準解析的手法の主要な目的でありますが、幸いにしてその方向でも研究が進 展しつつあります。 そこで、準解析的モデルを用いた結果やコード開発についての状況について の情報交換を行い、さらに今後の方向性について議論し、新たな共同研究を模 索するための研究会を開催したいと思います。 実際にコードを動かしている若手の方々を中心に招待講演をお願いしており ます。また相補的アプローチであるシミュレーションの現状についても合わせ てレビューをお願いしています。 *** 講演予定のトピック *** 長島雅裕(長崎大) 三鷹モデル/νGCの現状と課題 銀河・銀河団の化学進化 銀河形成と高エネルギー宇宙物理 榎基宏(国立天文台) SMBH/QSO形成、SMBHからの重力波 ダスト放射銀河 矢作日出樹(東大理) 銀河の空間分布 N体計算の展望 大越克也(電通大) QSO吸収線系 岡本崇(国立天文台) 銀河形成シミュレーションの展望 銀河の環境効果 銀河の色 小林正和(京大宇物) Lyα emitters 小山博子(早稲田大) ディスク銀河の力学応答とTully-Fisher関係 研究会の性格上、コードの中身についての議論など、多少詳細に渡る話も展 開されるかと思いますが、「これから準解析的モデルを使ってみたい」「モデ ルのディテールを知りたい」という方、「今後こういう観測が出てくるので、 理論屋にはこういう計算をしてもらいたい」などの提案をしていただける方に も来ていただければと思っております。ですので、一日だけ、自分の発表だけ の「スポット参戦」ももちろん歓迎いたします。 単なる発表ではなく、議論の時間や議論を受けての計算をするような時間も 十分に取りたいと思っております。その意味で、通常の研究会というよりも、 インフォーマルなミーティングという形で進めたいと思っております。 参加を希望される方は、11/24(金)までに、下記フォームによりお申込ください。 返信先: masahiro_at_nagasaki-u.ac.jp (長島雅裕) --- 氏名: 所属: 講演希望:有・無 (有の場合)講演タイトル: 発表希望日: --- なお、申し訳ありませんが、旅費の補助はできません。 各種の格安航空券を使えばかなり安く来ることは可能です。 御質問等ございましたらお気軽に長島までメール下さい。 どうぞよろしくお願い致します。 世話人 長島雅裕(長崎大学)、榎基宏(国立天文台)