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古川竹二の著書によれば
日本人はA4割、O3割だが、台湾人はA3割、O4割
日本による台湾の植民地支配に対する抵抗は、従順なAが少なく、積極的なOが多いせいだから、日本人と結婚させてOを減らす民族改造をするべきと提言
対照的に、北海道アイヌはOが少ない。日本人の進出に伴い衰退していくが、それをOが少ないせいにしている。
- 「(…)台湾蕃人が治台既に三十年に及ぶもなお徳化至難である事も、北海道アイヌ人が内地人の自然の圧迫に抗する気力無く、退きに退いて、自滅せんとしつつある事も、総べて是等の民族中に存する一の不可抗なる原因に依るものでは無いかと考えられる。夫れ故に若し台湾蕃人を温和従順ならしめようとする根本的手段を求むるならば、如上の理由に依って吾人は、蕃人と内地人との結婚に依り、彼等の間のO型者の数を減せしむる事にありと考える。」(『血液型と気質』p.263)
- 無論、これは当時の日本の(おそらく)標準的な見方であり、当人も周囲も「差別」だとは思わなかっただろう
- 自覚的に己をふりかえろう