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「血液型と性格」の歴史
1900年、血液型の発見(オーストリアのラントシュタイナー)
1911-14年、日本人医師・原來復(はら・きまた)が、ドイツに留学、血液型についての知識を日本に持ち帰る。1916年に小林栄と共に「血液ノ類属的構造ニ就テ」(『醫事新聞』第954号)を発表し、血液型の存在を知らしめた。その中で、ほんの少しだけ、血液型と性格の関係を示唆した。
1926年、陸軍軍医の平野林と矢島登美太が「人血球凝集反応ニ就テ」(『軍医団雑誌』157号)を発表、この後、軍医による研究が活発に行われる
1927年、長崎出身の教育学者、古川竹二(東京女子高等師範学校、現・お茶の水女子大)が「血液型による気質の研究」(『心理学研究』第二巻、第四輯)を発表、今日の「血液型ブーム」の源流を作る