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ホメオパシー
ハーネマン(1755-1843)が始祖。
マラリアに効く薬を健康な時に飲んだところ、マラリアのような症状が出た。ここから、健康な人に特定の症状を引き起こす物質は、その症状を示す病人の治療に使えると考えた。
レメディとは、要するに、ただの水や砂糖玉。しかし、200年前は医学が発達しておらず、瀉血などの危険な治療法が行われていた。それに比べれば、「なにもしない」ホメオパシーはかえってマシであったろう
- ナイチンゲールは、医師の指導に従わず、善意から近所の人や貧しい人々に取り寄せた薬をあげようとする「立派な御婦人方」に対し、ホメオパシーのレメディは比較的害もないので「一粒の愚行」としては都合が良い、と皮肉った。
「いわしの頭」と同じ。プラセボ以上のものではない。