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いくつかの事例(3)ゼンメルワイス
ゼンメルワイス(1818-1865)。ハンガリー。
産褥熱の予防のため、塩素水による手洗いを提唱。
勤務する病院には第1、第2産科があり、前者は医師が、後者は助産師が担当(医師養成と助産師養成)
色々調べた末、死体解剖の際に毒物が付着し、そのまま出産に携わることにより感染するのでは、と推測、手洗いを提唱する。
- 開始直後から劇的に改善。
- 真の原因やメカニズムがわからなくても正しい結論(→疫学)
- しかし医師らは「自分たちのせいで妊婦を死に至らしめた」ことを認めることができず、無視された。
参考:「どらねこ日誌」http://blogs.dion.ne.jp/doramao/archives/8679840.html