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測定

  1. 気圧計前面に付着している温度計(付着温度計)による水銀の温度を読み 取る。
  2. 2(a)のネジAを廻してナメシ皮の袋Bを押し上げ、取り付けてあるルー ペEで覗きながら水銀Cの表面を象牙針Dの先端に合わせる。
  3. 気圧計の右側についているネジを廻して図2(b)の副尺Fを動かし、下端を 水銀柱Gの上端に一致させる。副尺を使って気圧の値を 0.1mmHg まで読 み取る。次の測定に便利なようにAを一回転ほど戻し、水銀面を象牙針の 先端から離しておく。
  4. 時刻を記録する。

図 2: フォルタン水銀気圧計の構造。
\includegraphics[width=0.5\hsize]{fortin2c.eps}



NAGASHIMA Masahiro
平成20年5月17日

since 24 April 2003