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ビッグバン元素合成
Contents
宇宙マイクロ波背景輻射
元素合成以降…p, eのプラズマ
↓ 宇宙膨張により温度が下がる(断熱膨張)
p+eHのみ進む(中性化) ⇒ 「再結合」
↓ さらに温度下がる
膨張率>反応率(再結合率)となり、そのまま「凍結」
10程度がeとして残る⇒ほぼ中性化
[K]
光は電荷を持つ粒子により散乱しやすい→中性化により透明になる
我々はの宇宙を見ることができる
[K]の黒体輻射
ただし宇宙膨張により [K]の輻射 として観測
ウィーンの変位則より、
⇒マイクロ波( mm-1m)
1965年、ペンジャスとウィルソンにより偶然発見
アンテナの雑音を減らそうとしていた
しかし、どこに向けても一定の雑音が残った
その20年前、ガモフらが、ビッグバン理論により背景輻射を予言していた
⇒ペンジャスとウィルソンにノーベル賞
★ビッグバンを支持する3つの証拠
宇宙膨張→ハッブルの法則
ビッグバン元素合成 → ヘリウム、リチウムの量
宇宙背景輻射
天文学 講義ノート
December 8, 2009
長島雅裕(長崎大学教育学部)
http://astro.edu.nagasaki-u.ac.jp/~masa/
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NAGASHIMA Masahiro 2009-12-08