Vine管理記録(2005/5-)
家で使ってるマシンに Vine2.6 が入っているのですが、
3.1 にアップグレードしたついでに記録を残してみようかと。
3.1 のイメージを CD-ROM に焼いて、
そこからアップグレードしようとしたのですが、
どうも PCカードの認識のところで止まってしまい、
先へ進めませんでした。
ところが、ネットワークで直接アップグレードする方法があるということで、
やってみました。
- 3.1 へのアップグレード(2005.5.5)
- 基本的に、
この FAQ に従って 3.0 に上げる。
- 2.6r4 に上げる(普通に apt-get update; apt-get dist-upgrade)。
- 2.6.99 に上げる(/etc/apt/source.list を書きかえて、2.6から2.6.99にする。
で、dist-upgrade)。
- rpm --rebuilddb して、また source.list を修正し、
3.0 に上げる。
- いくつかは apt-get --reinstall install ... で入れる。
- この後は、Vine の web にも書いてあるように、
また source.list を書きかえて 3.1 にして、update, dist-upgrade する。
- X の設定はやり直さないといけないので、
慣れない人はあらかじめ setup 等での設定(モニタの種類とかVRAMのサイズとか)
をメモしておくとよい。
- Canon PIXUS 80i を使う(2005.5.7)
- turboの場合と同様に、
550i用のドライバで印刷できた。
- canon のサイトから、「550irpmパッケージ」と「CUPS用追加モジュール一式」
の rpm を取ってきて、rpm -ivh でインストール。
- /etc/rc.d/init.d/cups restart を実行。
- USBで接続。
- http://localhost:631 にアクセス。
- 「プリンタ管理」→「プリンタ追加」等々やっていく。
名前は適当でいいと思うがとりあえず 80i にしておいた。
USB ボートのところにつながっているとの表示が出ているはず。
- ドライバを選ぶところで Canon → PIXUS 550i を選ぶ
- これで lpr -P80i *.ps で印刷可能。
- emacs の挙動が変(2005.5.8)
- 立ち上げ時に aspell がどう、
とか言って怒られる。upgrade で起こる問題らしい。
- apt-get install aspell-el
- でOK。
- 4.0へのアップグレード(2006.12.22)
- 最初、apt-get だけでやろうとしたのだが、
無茶苦茶なことになってしまった。
新しく入れた kernel では、起動時の hardware check の段階で固まり、
それまで使っていた kernel 2.4 で立ち上げると、
こんどはXが立ち上がらなくなる(1400x1050のLCDのせいかも)。
しかも、ls などをやると固まり、再起動が必要。
- というわけで、焼いた CD-ROM でアップグレードインストールをする。
- しかし、元々 Vine2.6 で使っていたので、
/boot領域をあまり多くはとっておらず、
インストールが止まってしまう。
- そこでもう一度 kernel 2.4 で立ち上げ、
慎重に kon をかけ cd /boot で移動し、
ls を *使わずに* イキナリ rm * をやって全部消した(なぜなら、
一つ一つファイルをチェックしていくと、途中で固まるので)。
- で、もう一度 CD-ROM からアップグレードインストール。
- あとはオンラインマニュアルに書いてあるように、
apt-get updata/dist-upgrade などをやって終了。
- ログイン時に、「〜のファイルがない」と
ドットファイルについて警告がでるので、
touch で新たに作成した。
since 24 April 2003