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「血液型と性格」の歴史
東京女子高等師範学校 (現お茶の水女子大学) 教授・古川竹二(教育学者・心理学者)、「血液型による気質の研究」(1927,心理学研究, 2, 612-634)が強い影響
著書『血液型と気質』により心理学界に一大ブームを巻き起こす
- 「日本発の学術的発見」という興奮もあったかもしれない
自分の血族11名の観察から仮説をたて、調査
(例)
- 小学校の教員にはA型が多い
- 自殺者にはA型が多い。12名の調査
- 売血志願者にはO型が多い。O型は勇気があるから。18名の調査
統計学的には無意味であるが、学界での激しい論争や、世間での「血液型ブーム」がわきおこる