研究会
超広域サーベイによる巨大ブラックホール進化の研究: 観測と理論の連携
2009年10月15日-10月17日


すばる望遠鏡次世代超広視野カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC)の稼働を目前に控え、可視域での多色超広域サーベイによる新しいクェーサー探査観測 (Subaru Wide-Field AGN Survey; SWANS)の検討が進められています。 SWANSでは、これまでのクェーサー探査観測よりも数等深い限界等級、赤側で高感度であるHSCで得られる良質な z' および Y-band data、フラックス時間変動のモニターが可能な観測スケジューリングなどの特徴を活かして、z=2-6の比較的暗いクェーサーの大量サンプルの構築やz>7の明るいクェーサーの発見が進められると期待されています。

こうした大規模な探査観測により巨大ブラックホール進化の研究にブレイクスルーをもたらすためには、観測家と理論家が連携して十分な検討および準備を進め、観測結果から巨大ブラックホール進化について最大限の情報を引き出せる体制を整備しておくことが不可欠です。そこで、これまでのSWANSの検討に加わってきた観測家と理論家、および本研究会趣旨に関心をお持ちの研究者が一同に会して具体的なビジョンとアクションプランを共有する機会を設けるため、本研究会を企画しました。

関連研究者の方の参加と講演を募集します。


▼日時: 2009年10月15日(木)〜17日(土)
▼場所: 愛媛県松山市 にぎたつ会館
▼講演予定者(予定、調整中を含む):
  今西昌俊(国立天文台)
  大須賀健(国立天文台)
  柏川伸成(国立天文台)
  川勝望(国立天文台)
  河野 孝太郎(東京大学)
  寺島雄一(愛媛大学)
  長尾透(愛媛大学)
  長島雅裕(長崎大学)
  宮崎聡(国立天文台)
  森正夫(筑波大学)
  和田桂一(国立天文台)

▼講演申込:(※second circular を御参照下さい)
        以下のフォーマットに記入し、hsc-agn_at_th.nao.ac.jp (_at_ はアットマークに変えて下さい)までお送り下さい。
        〆切は以下の通りです。
            講演希望+旅費補助有:8/20 -> 9/4 (変更されました)
            講演希望+旅費補助無 & 講演希望無:9/11
        なお、財源が限られているため、必ずしも旅費の補助ができない場合もあることをご了承ください。また、当日の参加も歓迎いたします。

---講演申込のフォーマット---
講演の形式(いずれか一つを残してください):口頭発表・ポスター発表・講演希望無
懇親会[10/16(金)夜]:参加する・参加しない
氏名:
所属:
身分:
旅費の補助(いずれか一つを残してください):要・不要
所属機関住所(旅費補助有の方のみ):
出発駅(旅費補助有の方のみ):
E-mail address:
タイトル:
アブストラクト:

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▼世話人:
  今西昌俊、柏川伸成、川勝望、谷口義明、寺島雄一、長尾透 (LOC chair)、長島雅裕、和田桂一 (SOC chair)
▼問合せ先:
  SOC 和田桂一 wada.keiichi _at_ nao.ac.jp 
  LOC 長尾透 tohru _at_ cosmos.ehime-u.ac.jp 

Last modified: Tue Oct 27 15:51:57 JST 2009