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雲と降水の物理

過飽和になると、水蒸気は水滴になろうとする

(4.1)

しかし、水滴は球形であり、平面の水面とな状況が異なる。
半径 $r$
表面積
体積
→単位分子数当たりの表面積∝∝
⇒小さい水滴ほど蒸発しやすい(平面との違い)
[$\mu$m]...12%過飽和で平衡
[$\mu$m]...約1%過飽和で平衡
しかしそのような(0.1$\mu$m程度の)大きな水滴はつくるのが困難
→どうやって雨粒は成長するのか?



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NAGASHIMA Masahiro 2010綛弥生 16日