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次に、体積の流体素片についての運動方程式を考えよう。
Newtonの運動方程式より、力を
とすると、
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(3.46) |
となる()。次に力を考える。一つは重力であり、重力ポテンシャル
をとおくと、力はである。重力ポテンシャルと密度との関
係は、
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(3.47) |
である(Poisson方程式)。
次に流体の場合も考慮して圧力に起因する力を考えておく。ここでも簡単のため
にまずは一次元系で考えよう。流体素片の断面積をSとおき、奥行をとする
と()、圧力勾配による力は
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(3.48) |
三次元の場合は方向ベクトルを掛けて足し上げれば良いので、単純にとなる。
まとめると、運動方程式は
となる。これをEuler方程式と呼ぶ。もし粘性などを考慮すると、右辺の力の項
にそれらが加わることになる(Navier-Stokes方程式)。
以上より、解くべき式は、Lagrange形式で書くと
である。
NAGASHIMA Masahiro
2009-03-12